このボードゲームやろうぜ!第4回「ラブレター」

こんにちは。アナログゲーム中毒実況者のぬどんです。
初心者にお勧めなアナログゲームを紹介するこの連載ですが、第四回目に紹介するのは手札1枚で勝負するお手軽なカードゲーム「ラブレター」です。

ラブレター

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ラブレターは、姫に恋した男たちがラブレターを届けるために誰かに協力を求めるというストーリーのゲームで、基本的なルールは非常に簡単です。

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カードは1から8までの数字があり、数字が大きくなればなるほど姫に親しい人物になっており、8は姫本人のカードです。

各プレイヤーは1枚の手札を持ちゲームをスタート。手番が来たら、山札から1枚カードを引き、手札と合わせて2枚のうち片方を使用し、片方を手札に残します。

これを繰り返して、ゲーム終了時に一番大きい数字を持っている人の勝ち。

手札にあるカードのキャラクターに協力を求めて、姫さまにラブレターを届けるので、姫さまに近い人物とコソコソ裏工作した方が強いって事ですね。
ね? 簡単でしょう?

簡単……なんだよなぁ……

各プレイヤーは手番ごとに、手元にある2枚のうち1枚を手札に残し、1枚を使用します。

カードにはそれぞれ効果があるので、その効果を使用して他のプレイヤー、我が姫にラブレターを渡さんとする憎き愛のライバル達を蹴り落として勝利する! それがこのゲームの正しい遊び方だ!

例えば2のカードの「道化」は、ヘラヘラとにこやかに相手に近づくことで、相手が何のカードを持っているのか、誰の協力を得ているのかを知ることが出来ます。
そして、1のカード「兵士」は、指定したプレイヤーが持っているカードを当てることができたら、その人をゲームから脱落させることが出来ます! なんてこった!
おそらく、姫を愛してやまない親バカの王様に「あの男、大臣と協力して姫さまにラブレター渡そうとしてるみたいですよ……!」といった感じで、告げ口しているのでしょう。

誰がどのキャラクターの協力を得ているかという情報は非常に重要です。自分の手札がバレないようにしながら相手の手札を探るのが、姫に愛を届ける為の必勝法となります。

なんか思ったよりドロドロとした愛憎劇っぽいぞこれは!

プレイしてみる

というわけで、社員A・俺B・社員C・社員Dの4人で、早速プレイしてみました。
とりあえず、追加カード無しの通常ルールでプレイする事に。

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付属の羽ペンを投げて、誰が最初にラブレターを書き上げたか決めます。

社員Aからスタート。

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社員A、いきなり魔術師のカードを使用。
魔術師は誰か1人の手札を強制的に捨てさせ、山札から新しいカードを引かせる能力を持つ。すり替えておいたのさ!
このゲームでは、姫を捨て札にしてしまうと問答無用で負けになるのでちょっと怖いぞ。

A「じゃあ、Dさん」
指定されたDは兵士のカードを捨てる。

 

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俺のターン! ドロー! 引いたのは兵士!(秘密)

そして道化のカードを発動!
道化の効果によって、Aのカードをチラ見!
Aは騎士のカードを持っていた!(秘密)

Cのターンでは道化が出され、僕のカードを見られてしまう。
だが、兵士のカードは、兵士の効果で脱落することが無いので見られてもあまり痛くないぞ! へいきだ! 強いぞ兵士!

Dのターンでは将軍が使用された。将軍の効果は他のプレイヤーと自分のプレイヤーの手札を交換するという物。
お互いにカードが判った状態になる上、相手の手番が先に来てしまうというリスクが高めのカードだ。

Dは、Cと手札を交換した。
だが、リスクの高い将軍をあえて使ったという事は、Cに渡したカードは姫である可能性が高い。(姫のカードは捨て札にすると負けてしまうため使用できない)
少なくとも兵士ではないだろう。

そして手番2周め。

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Aが騎士のカードを使用。
騎士のカードは、指定した相手と手札を見せ合い、負けたほうが脱落するという恐ろしいカード。もちろん、自分の手札の方が小さければ自分が脱落してしまう。

A「じゃあ……D!」

将軍を使用してまでCと手札を交換したのだから、Cに姫のカードが行っているのでDは手札が弱い確率が高いという読みか、Dを指名。

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A,D「勝負!」

カードをこっそり見せ合いいざ決闘!

が……負けたのはA!

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しかもAの手札は7のカード「大臣」!
数値がかなり強いカードだ。

A「っなんでだよ!」

なるほど、7の大臣なら8の姫以外には負けないし、姫を交換に出したと予測できるDになら絶対負けないと踏んで、Dに勝負をかけたのか……なるほど!

ん? 7の大臣なら8の姫以外には負けない?

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俺のターン! ドロー! 僧侶!(秘密)
そして兵士を使用!

俺「Dさん! 姫!」IMG_0323

D「うわー。ですよねー……」

よし! いいぞライバルが2人も居なくなった!
あとはCとの一騎打ち。使用すると次の手番まで無敵になる僧侶もゲットできたし、ここから一気に……

C「兵士使いまーす。ぬどんさん僧侶!」

俺「えwwwちょwwww」

僧侶を使用する前に脱落してしまうだと……
俺「なんで判るんだよ!」
C「これ見てみ」

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こ……これは、何のカードが何枚あるか書いてあるカード一覧表じゃないか!

C「俺は気づいたんだ。このテーブルの上には既に、道化が2枚、騎士が1枚、魔術師が1枚、将軍、大臣、姫が出ている。そして俺の手札は……魔術師だ」

俺「な……んだと……!」

C「そう! 実は既に僧侶以外のほとんどのカードがテーブルの上に揃っている……つまりお前が兵士ではないと仮定した場合、お前が僧侶である確率はかなり高い! つまりお前は僧侶だ!」

俺「ぐっ……よくぞ……みやぶった……」

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そして3人のライバルを抹殺したCは姫へとラブレターを届けることに成功し、いつまでも、平和に暮らしましたとさ。

めでたしめでたし。

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